結論から言うと、定番の「バギーでテイデ山(Teide)へ」は、景色と、自分の運転で標高2,000m以上まで上がる体験には価値がありますが、最初から最後まで舗装路です。テイデ国立公園の中で車両が走れるのはTF-21、TF-24、TF-38の各道路だけで、未舗装路はエンジン付きの車両が通行禁止です。土ぼこりの中を走りたいなら、アデヘ(Adeje)の斜面で行われる2時間のオフロードコースを予約しましょう。未舗装路が約45分含まれています。カップルなら2人乗りバギーで1人約90ユーロ、身長1.20m以上の子ども連れなら4人乗りバギー、1人旅なら1人乗りのATVがいちばん安上がりです。
編集部のおすすめ
1
実績のあるATVツアー
テイデ山へ日中か夕方に。水上バイクを追加するオプションあり。口コミは1,600件以上で、最低料金もいちばん安いツアーです。
2
バギーでテイデ山へ、午前か夕方
評価4.8、口コミ500件以上。料金は多くの場合バギー1台分なので、乗る人数で割って考えましょう。
3
北部に泊まるなら
プエルト・デ・ラ・クルス(Puerto de la Cruz)周辺から出発し、テイデ山コースとオフロードコースがあります。南部の拠点まで移動する手間が省けます。
4
テイデ山以外のルート
マスカ(Masca)渓谷方面へ向かうバギーツアーで、評価4.8。山火事警報が出ると、マスカへのTF-436は09:00〜16:00に自家用車とレンタカーが通行止めになるので、その日にどのルートを走るか確認しましょう。
バギーとATV、どちらを選ぶか
バギーは座って、ハンドルで運転する小さな車のような乗り物です。ここで使われているのは800〜1,000ccで、Buggy Safari Tenerifeのものはオートマチック。北部のBuggy Teideには1人乗り、2人乗り、4人乗り、さらに6人乗りまであります。免許を持つ大人が1人いれば、家族全員を乗せられます。
ATV(クアッド)はまたがってバーハンドルで操作する乗り物で、乗れるのは後ろに同乗者1人までです。体力を使いますが、料金は安め。Club CanaryではATV1人乗りが110ユーロ、2人乗りが120ユーロで、2人乗りの場合は2人の合計体重が160kgを超えてはいけません。
選び方の目安:
- カップル: 2人乗りバギーかATVの2人乗り。ATVの2人乗りのほうが安く、バギーのほうが車の運転に近い感覚です。
- 子ども連れの家族: 4人乗りバギー(Buggy Teideで299〜349ユーロ)なら1人約75〜87ユーロで、運転者も1人で済みます。子どもは身長1.20mから乗れます。
- 友人グループやバチェラー・バチェロレッテパーティー: 全員が運転できるよう、1人乗りATVを人数分。
- 1人旅: 1人乗りATVで105〜110ユーロ、またはQuads4Funの40分のお試しATVが55ユーロ。
実際に走る場所:テイデ山は舗装路、未舗装路は公園の外
テイデ国立公園の中
カナリア諸島官報(BOC)で公布された国立公園の利用管理基本計画(Plan Rector de Uso y Gestión)は、TF-21、TF-24、TF-38の各道路の通行を自由とする一方、未舗装路への車両の乗り入れを禁止し、許可された道路と未舗装路以外での走行を違反としています。催行会社自身も、サイトで「舗装道路のみ」と明記しています。
つまり「テイデ山へ」のツアーはどれも、ガイドの後ろについて走る隊列走行です。南部からはチオ(Chío)からTF-38を、またはビラフロール(Vilaflor)経由でTF-21を上り、北部からはラ・オロタバ(La Orotava)からTF-21を上ります。到達するのは標高約2,200m(Club CanaryのATVサファリ)か2,400m(Buggy Safari Tenerife)で、途中で写真休憩があります。火山の景色の中をドライブする体験だと考えてください。ロープウェイに乗ったり公園内を歩いたりしたいなら、テイデ山ガイドをご覧ください。
公園の外:林道と私有コース
島の林道も、原則としてエンジン付き車両は通行禁止です。テネリフェ島議会(Cabildo)がレジャー走行を認めているのは、青い標識が立つVMネットワークだけです。バーハンドルのATVは議会の予約センターで事前に許可を取る必要があり、1日の上限は150台、隊列は最大6台です。催行会社はさらに独自の許可が必要です。詳しくはテネリフェ島議会の林道のページで説明されています。
そのため、本当のオフロードは短く、標高の低いアデヘとアロナ(Arona)の斜面にあります。Buggy Safari Tenerifeの2時間のツアーは、アデヘのラス・トーレス工業団地(polígono Las Torres)のcalle Archajara 10から出発し、約45分の未舗装路と山道の舗装区間を組み合わせています。4時間の「森」のツアー(Quads4Fun、1人乗り125ユーロ、2人乗り150ユーロ)は松林を走りますが、どの未舗装路を使うのか催行会社は明らかにしていません。
料金は1人ではなく1台ごと
ここはほとんどの人が勘違いするところです。催行会社はバギーは1台ごと、ATVも1台ごとに料金を取り、後ろに同乗者が乗る場合は少額の追加料金がかかります。予約サイトに出ている「〜から」の料金はたいてい車両を共有した場合の1人分なので、必ず同じ単位で比べましょう。
| 催行会社とツアー | 所要時間 | 直接予約の料金 |
|---|---|---|
| Buggy Safari Tenerife・テイデ山(12:00、タマイモ発) | 3時間 | バギー1台179ユーロから |
| Buggy Safari Tenerife・テイデ山の夕日 | 3時間 | バギー1台199ユーロから |
| Buggy Safari Tenerife・オフロード(11:00、13:00、16:00、アデヘ発) | 2時間 | バギー1台140ユーロから |
| Buggy Teide・北部(10:00、14:00、17:00) | 3時間 | 170〜179ユーロ(1人乗り)、199ユーロ(2人乗り)、299〜349ユーロ(4人乗り)、399〜449ユーロ(6人乗り) |
| Club Canary・Teide Quad Safari(11:00、14:30、18:30) | 約3時間 | 1人乗りATV110ユーロ、2人乗り120ユーロ |
| Quads4Fun・お試し | 40分 | 1人乗り55ユーロ |
| Quads4Fun・Ocean Quad Tour | 3時間 | 1人乗り105ユーロ、2人乗り125ユーロ |
1人あたりで計算してみましょう。179ユーロのバギーを2人で乗れば1人約90ユーロ、Club CanaryのATV2人乗りなら60ユーロ、Quads4FunのOcean Tour 2人乗りなら62.50ユーロです。
前金と保証金。 オンライン予約時に一部を支払い、残りを当日に払う会社がいくつかあります(Buggy Safari Tenerifeは「総額の一部」、Club Canaryは「少額のデポジット」としています)。ガイドなしのATVレンタルでは、Club Canaryは駐車違反の罰金や、これも禁止されているオフロード走行に備えて100ユーロの保証金を求めます。ほとんどの会社が「保険込み」をうたい、Quads4Funは1日10ユーロで補償を拡大する保険を販売していますが、損害の免責額を公表している会社はありません。いくらなのか、カードで金額を仮押さえされるのかを確認しましょう。
キャンセル。 Buggy Safari TenerifeとClub Canaryは48時間前まで返金に応じます。Ultimate Quadsははるかに厳しく、全額返金は1か月より前のみ、最後の1か月以内は50%、最後の14日間は返金なしです。GetYourGuideでは、商品ページに別の記載がない限り、24時間前まで無料でキャンセルできるのが基本です。
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免許、年齢、体重
運転には有効なB免許を現物で持っていく必要があります。写真や仮免許は認められません(Club Canaryはイギリスの仮免許を受け付けないと明記しています)。日本の運転免許をお持ちの方は、どの書類(国際運転免許証など)が認められるか、予約前に催行会社に確認してください。最低年齢と免許取得後の年数は会社によって違います。
| 催行会社 | 運転者 | 同乗者 |
|---|---|---|
| Buggy Safari Tenerife | 18歳、免許取得後1.5年 | 7歳以上か身長1.20m以上 |
| Club Canary | 18歳、免許取得後1年 | 7歳以上か身長1.20m以上、ATV1台160kgまで |
| Quads4Fun | 20歳、B免許 | 8歳以上 |
| Buggy Teide | B免許 | 身長1.20m以上 |
| Viatorの「Quad Adventure Teide Tour」 | 25歳、免許取得後2年 | — |
グループに18〜19歳の人や免許を取って間もない人がいるなら、支払いの前にこの表を確認してください。条件を満たさない人は、予約があっても運転できません。
出発地点と送迎
各社にそれぞれ拠点があり、南部ではほとんどの会社がラス・アメリカス(Las Américas)、ロス・クリスティアノス(Los Cristianos)、コスタ・アデヘ(Costa Adeje)から無料で送迎します。
- タマイモ(Tamaimo、サンティアゴ・デル・テイデ(Santiago del Teide))、Carretera Puerto 22:Buggy Safari Tenerifeのテイデ山ツアー。
- アデヘ、ラス・トーレス工業団地、calle Archajara 10:2時間のオフロードツアー。
- プラヤ・デ・ラス・アメリカス(Playa de las Américas)、Vivo Mini Golfの隣、avenida Rafael Puig Lluvina 7:Ultimate QuadsとUltimate Buggiesの集合場所。
- ギア・デ・イソラ(Guía de Isora)の中腹:Club CanaryのATVの拠点。
- プエルト・デ・ラ・クルス周辺:Buggy Teide。ラ・オロタバのラ・カルデラ(La Caldera)を通って上ります。
プエルト・デ・ラ・クルスに泊まるなら、北部の催行会社を予約しましょう。Quads4Funは北部(サンタ・クルス(Santa Cruz)、プエルト・デ・ラ・クルス、テネリフェ北空港)への送迎に75ユーロ、そのほかの離れた地域には25〜75ユーロを請求します。
服装と当日の流れ
つま先の覆われた靴は必須で、長ズボンとサングラスも用意しましょう。しっかりした防寒着も1枚持っていってください。標高2,000mは夏でも寒いです。催行会社が貸してくれるのはヘルメット、ゴーグル、手袋、ウインドブレーカーで、防寒着ではありません。未舗装路を走ると、土ぼこりまみれになります。
- ホテルでのピックアップ(ほとんどの会社でラス・アメリカス、ロス・クリスティアノス、コスタ・アデヘから無料)、または拠点で集合。
- カード型免許の確認と、ヘルメット、ゴーグル、手袋の貸し出し。
- ガイドの後ろについて一列で走行。Club Canaryは最大7台で出発し、VMネットワークでは隊列は6台までです。
- 写真休憩。国立公園内では常に舗装路から外れません。
- 下山して帰着。運転は約3時間、送迎を含めると全体で4〜5時間です。
向いている人、向いていない人
参加する価値があるのは、運転が好きで、火山の景色をいつもと違う形で見たい人、そして舗装路だと納得できる人です。カップル、グループ、身長1.20mを超えた子どものいる家族に向いています。丸一日アドレナリンを味わいたいなら、人気のツアーのひとつには水上バイクを追加できるものがあります。
やめておいたほうがいいのは、火山でのオフロードを期待していた人、催行会社が求める年数以上のB免許を持っていない人、静けさを求める人です。隊列走行に静けさはありません。国立公園をじっくり見たいなら、ロープウェイ付きのテイデ山ツアーかハイキングを予約しましょう。海岸沿いを移動したいだけなら、スクーターのレンタルとトゥクトゥクをご覧ください。
特定の会社で予約する前に、バギーとATVの催行会社の比較もお読みください。最低年齢、実際に未舗装路を走る時間、キャンセル条件、送迎の追加料金は、会社によって大きく違います。
そのほかのバギー・ATVツアー
テイデ山でバギーやATVのオフロード走行はできますか?
できません。テイデ国立公園の中で車両が走れるのはTF-21、TF-24、TF-38の各道路だけで、未舗装路は禁止されています。土の上を走るなら、アデヘの斜面に許可を受けた短いコースがあります。
テネリフェ島のバギーはいくらですか?
催行会社に直接予約すると、2人乗りバギー1台で140ユーロ(2時間のオフロード)から約200ユーロ(3時間のテイデ山ツアー)です。4人乗りは北部のBuggy Teideで299〜349ユーロです。
バギーやATVの運転にはどの免許が必要ですか?
現物の有効なB免許で、仮免許や写真は不可です。最低年齢は18〜25歳、免許取得後の年数は1〜2年と会社によって異なります。日本の免許をお持ちの方は、どの書類(国際運転免許証など)が認められるか予約前に催行会社に確認してください。
子どもも参加できますか?
同乗者としてなら、ほとんどの会社で7歳以上か身長1.20m以上、Quads4Funでは8歳以上です。家族なら、大人1人が運転する4人乗りバギーがいちばん便利です。
バギーツアーにはどんな服装で行けばいいですか?
必須のつま先の覆われた靴、長ズボン、サングラス、そして防寒用の上着です。山の上は夏でも寒いからです。ヘルメット、ゴーグル、手袋は催行会社が用意します。
雪が降ったり山火事警報が出たりしたらどうなりますか?
雪のときは、道路が開いていてもテネリフェ島議会がテイデ山の道路でのATVとバギーを禁止します。山火事警報が出ると山林が閉鎖され、林道のルートは中止になります。前日に議会のお知らせを確認し、催行会社にも問い合わせましょう。









